
今最もエキサイティングで重要なアーティストの一人、アイルランド出身のラップ・トリオ、KNEECAPは、デビュー・アルバム『Fine Art』を2024年6月にHeavenly Recordingsからリリースした。Toddla Tがプロデュースした12曲入りのこのアルバムは、アイルランド語と英語、風刺と社会意識の高い歌詞がシームレスに融合しており、激しく知的で、一貫して浮かれて騒がしく、真に示唆に富んでいる。そこには、アイルランド北部のあまりにも恵まれない地域からの叫びがあり、あまりにも無視されがちな言葉で彼らは語りかけてくる。
アルバムは、高い評価を獲得。Hot Press(2位)、The Skinny(4位)、The Sunday Times(5位)、The Telegraph(10位)など、各メディアは同年の年間ベスト・アルバムの1枚に同作を選出。また、2025年のコーチェラ・フェスティバルでのパフォーマンスも大きな話題を呼んだ。
一方、KNEECAPの半自伝的映画『KNEECAP/ニーキャップ』(原題:KNEECAP)も公開。地元アイルランドではアイルランド語映画として初週動員歴代1位の大ヒットを記録。
さらに、第40回サンダンス映画祭では観客賞(NEXT部門)を受賞、第97回アカデミー賞®国際長編映画賞にアイルランド代表としてショートリストに選ばれるなど、25の受賞と63のノミネートを果たした。そして、2025年8月より、同映画の日本公開もスタートした。