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レーテント・アンクザイアテイーは、独特で革新性に富む、LA発の音楽プロジェクトで数々の賞を受賞した経歴を持つ。その担い手となる人物が、Ilja Rosendahl(イルジャ・ローゼンダール)。作曲家、プロデユーサー、才能あふれるミュージシャンである。彼の持つさまざまに異なる歌声、引き締まったギターリフそして実験的手法、これらを駆使して歌う想像力を刺激する歌詞は、リスナーを現代社会の発展、人間感情の深化のさまざまな局面へといざなうという彼の音楽的主張そのものだ。陰鬱ともいえる音が波のように広がり、インダストリアルでゴシックなテーマがロック、ポップ、ダンスミュージックそれぞれと品よくフユージョンする、そんな全く新しい音の調合を彼は見事にやってのけた。度肝を抜くボーカル、きしむように知的なギター音そしてメロデイーあふれるシンセの音が多次元的にフューチャリングしている――これこそまさに彼のエレクトロニク・オルタナティブ・ロック(EAR)といえよう。レーテント・アンクザイアテイーは一つの特定の音楽スタイル、ジャンルにとどまらず、異なる領域をまたぐその豊富な才能を余すことなく発揮し、すべてのリスナーに「何か」を提示しつづけるだろう。その時こそ、レーテント・アンクザイアテイー自らが真にその領域を定めるときなのだ。
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